草かざり
いい塩梅。
草かざり
著者 かわしまよう子
出版社名 ポプラ社
出版年月 2009年3月
ISBNコード 978-4-591-10877-2
税込価格 1,575円
頁数・縦 143P 22cm
分類 文芸/エッセイ 女性作家
[要旨]
こんなものに!こんな花を!?の発見がたのしい写真+エッセイ。
[目次]
1 草かざり図版(捨てられてしまいそうなものを器にして飾ってみる;やさしい草の飾りかた;草かざり解説);2 拾ったもの図版(何かに使えるかな?と思いながら拾いあげたもの;捨てられないもの)
子どもの頃、よく道端でかわいい花を摘んでは家に持ち帰ってコップに挿したりしていました。
春はつくしやしろつめくさ、夏はおしろいばなや朝顔、秋はコスモス…という風に、そこらへんにたくさん生えている草花を束ねて、時には押し花にしたり、そんな草遊びの楽しさをふと思い出させてくれた本です。
ページをいくらめくっても何かの空き容器に草花が飾られています。
マヨネーズ、ヤクルト、フィルムケース、ガムテープの芯…どれも中身がなくなったら捨ててしまうようなものばかり。
しかし、草花を飾るとその空き容器はまた違った用途を与えられたせいか、ちょっと誇らしげにも見えます。
どの写真からも、著者のかわしまよう子さんが、大切に摘んで大切に飾ったやさしい気持ちが伝わってきます。
目にも、こころにも、地球にもちょっぴりやさしい本です。
本の中で紹介されているやさしい草の飾りかたを参考に、あなたも季節の草花を飾りませんか?
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