おてがみデイズ
これから定期的に、当店のフリーペーパー「ながしょ通信」で過去にご紹介した本をブログでもご紹介したいと思います。
ながしょ通信のスペースでは書けなかったことを加筆したり…なんてこともあるかもしれません。
本のセレクトは店長の長崎が行っておりますので、長崎書店らしい本をご紹介することができるかと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
あのわくわくをもう一度
おてがみデイズ
Sweet Design Memories
著者 竹村真奈
出版社名 ビー・エヌ・エヌ新社
出版年月 2008年12月
ISBNコード 978-4-86100-621-0
税込価格 1,470円
頁数・縦 119P 18cm
分類 生活/手紙・文書/手紙・はがき
[要旨]
『りぼん』や『なかよし』の付録だったレターセットや、ノートの切れ端に書いた手紙。こっそり香り玉を忍ばせたり、スタンプを押してみたり。手紙文化に乙女のこだわりが詰まっていました。
[目次]
otegami goods 手紙にまつわるグッズあれこれ(子供心をくすぐる昭和レトロな手紙グッズたち;懐かしのファンシー文房具は手紙の必需品;届いたときの喜びサプライズ大作戦 ほか);handmade letter ちょっと嬉しい手づくり手紙(授業中にまわしたコソコソレターの折り方;手づくり封筒をつくろう);how to write letter 手紙の書き方(手紙を書くときに知っておきたいこと;手紙・宛名の書き方;時候の挨拶 ほか)
私の学生時代、授業中にやることといったら専らノートの隅に落描きをするか、手紙を書いてまわすことでした。
携帯電話も多少普及してはいましたが、やはり手紙文化の方が強い!!
手書きのあの感じがいいんですよね。
内容はどうでもいいようなもの(「放課後カラオケ行こうよ~」とか)ばかりなのですが、ものすごく楽しかった記憶があります。
先生が黒板のほうを向いた隙を見計らって手紙を回すのもスリリングで楽しかったです。
便箋や封筒、手紙の折り方を相手によって変えたり、時には封筒も便箋も作ったりしていました。
いちごやハートは定番で、折っているうちにイチゴの進化系である「柿」を編み出したりとか。
自慢げに「柿を編み出した!!」と言って渡したら、思いのほか不評でした。
皆様の学生時代はどんな風だったのでしょうか。
どんなにメールが当たり前の時代になっても、この女子(に限らず男子も)のひそやかなやりとりはなくなって欲しくないなぁと思います。
メールはものすごく便利だけど、なんだかそっけないですよね。
今はデコメールなどもあるのでそうでもないかもしれませんが、やはり手紙には勝てないでしょう。
こんなデジタル社会だからこそ、時にはアナログに手紙を書きませんか?
難しく考える必要はありません。どうでもいい内容でいいのです。
書く方ももらう方もきっとわくわくした気持ちになれますよ。
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