大丈夫!うまくいくから

ながしょ

2009年04月25日 11:10

幻冬舎文庫 あ-26-5
浅見帆帆子/〔著〕

出版社名 幻冬舎
出版年月 2006年8月
ISBNコード 978-4-344-40816-6
(4-344-40816-0)
税込価格 520円
頁数・縦 228P 16cm






成功させたいことほど、心配してはいけないのです






こんにちは。スタッフのIです。

今日、ご紹介するのは、「大丈夫!うまくいくから」です。


この中に「人間関係にイライラしない方法」について書かれている部分がありましたので、この場を借りてご紹介させていただきたいと思います。


人にイライラしないわたし流のコツのひとつ目は、相手の言っていることを素直にとることです。

たとえば、友達からずっと連絡がなかったとします。
やっと久しぶりに連絡があったときに「ずっと忙しくて連絡できなかったの」と言われました。

このときに「忙しくたって連絡一本できるでしょ?」「わたしのこと大切に思ってくれていないのかしら?」と思う人がいます。
でも相手は本当にただ忙しかっただけで、深い意味はなにもないかもしれません。

悪気があって連絡しないわけではないのです。
片方が勘ぐりすぎているために、ごちゃごちゃとややこしくなっていることはたくさんあります。

連絡がこないということは、連絡できなかった状況なのです。
変に勘ぐれば余計なことでイライラしたり不安になったりします。

状況をそのまま素直に受け止めていれば、防げることがたくさんあるのです。

二つ目は、相手に勝手な期待をしないということです。

誰でも、自分と気が合う人や自分が認めている人は、自分と同じような感覚で同じような意見で行動してくれるに違いないと思っています。
そして、「あの人だったら、きっとこうしてくれる、きっとこういうふうに考えてくれる」と勝手に想像し、そうではないときにがっかりしたり、腹を立てたりするのです。

結局、あなたの予定通りの反応が返ってこなかったから腹立たしいだけなのです。
価値観なども全部ひっくるめて、あなたが考えていたことに似ている反応が返ってくれば、そんなに大事にはならずに終わるというわけです。

この間、ある人が、「相手のためを思ってこんなに親切にしてあげたのに、あの態度はなんだ!!」と腹を立てていました。
その人は、どうされれば満足だったのでしょうか?
相手から感謝されたいために、親切をしたのでしょうか?

その親切は、本当に相手にとっても親切なことだったのでしょうか?
本当に親切にされたと思ったら、感謝しないわけがありませんよね。

あなたがこうだと思っている判断は、あくまであなたの判断に過ぎないということです。
だから、「まあ、そういうこともあるだろう」と過剰反応しないことです。
つまり、ここでも、自分の人生に影響のないことで「失礼だ、腹が立つ、頭にくる」と大げさに捉えないことです。

(本文より)



いかがでしょうか?思い当たることはありますか?

人が怒りを感じるとき、それは相手が自分の期待どおりの行動をしてくれなかったときです。

晴れてほしい日に雨が降ると、怒りを感じてしまうのと同じです。

期待をしないということは、「雨でも晴れでも自分は同じようにこの日を楽しむことができる」と、自分自身を信頼してあげることです。

自分のこころの空模様は、いつも自分しだいだということです。


①物事を素直に受け止めること。

②相手に勝手な期待をしないこと。


この二つに気をつけていれば、きっとイライラする回数はだんだん減っていくでしょう。


いつもハッピーでいる人は、いつもハッピーな出来事が起こっている人ではなく、
いつもハッピーな目線で物事をとらえている人です。


その人にとっては、晴れでも、雨でも、曇りでも、雪でも、すべては「良い天気」に違いないのです。




今日も幸せな「良い」一日になりますように。






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