オープンワールド

ながしょ

2009年03月24日 11:10

船井幸雄/著

出版社名 サンクチュアリ・パブリッシング
出版年月 2002年10月
ISBNコード 978-4-921132-56-9
(4-921132-56-9)
税込価格 1,260円
頁数・縦 125P 17cm






運が悪いときにも運がいいと考える。

そういう人だけが本当に運をものにすることができる。
こんにちは。スタッフのIです。

今日、ご紹介するのは「オープンワールド」という本です。


船井幸雄さんはたくさんの本を書かれているので、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

なかでもこの本はわかりやすく、読みやすいので、私は大好きです。


この中から、私が印象に残った言葉をご紹介します。



不幸だと思った人は、元きた道を必死に探します。
そして「ムダ足を踏んだ」と腹を立てながら、目的地につきます。

チャンスだと思った人は、寄り道そのものを楽しみます。
そして「初めて見る景色だった」と喜びながら、目的地につきます。

運がいいと思えば、その人は運が良くなる。
運が悪いと思えば、悪くなる。

このように「チャンス」と「不運」は似ています。
結末の感想が違うだけで、プロセスそのものは変わりません。
途中の展開を、陰気にいこうと思うなら「不運」だし、明るくいこうと思うなら「チャンス」です。

どちらを選ぶかは個人の判断ですが、どちらが得かははっきりしています。
嫌なことは、大事に抱え込んでいても仕方ありません。
自分に都合の悪いことは、すぐに忘れてしまうことです。

その発想転換が、あなたに多くの「幸運」をもたらします。

(本文より)




運がいい人というのは、自分は運がいいと思える人です。

運が悪い人というのは、自分は運が悪いと「思い込んで」いる人です。

同じことを体験したとしても、この二人の感想はまるで違うものになるでしょう。


幸運は自分の心が生み出すもの。

まわりの状況が自分の幸・不運を決めていると信じているとしたら、人生はままならないものに感じて苦しいものになるかもしれません。


子供の頃、迷子になって歩いているうちに、新しい道を発見したという経験はきっと誰にもあるでしょう。

いつもと同じ道を歩いていたら、その新しい道を見つけることもできなかったのです。


新しい道を発見すること、それを「失敗」と呼ぶとしたら、もうそれは失敗ではありませんよね。

失敗を「発見」と呼んでみましょう。



すべての道は幸運に続いています。

幸運、不運の二つの道があるのではなく、一つの道の感じ方が二種類あるだけです。



オープンワールド、「世界を開く」とは、自分自身を開くということ。


世界の中に自分があるのではなく、自分の中に世界があるのだから。




今日も幸せな一日になりますように。








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