愛と怖れ

ながしょ

2009年03月07日 11:10

ジェラルド・G・ジャンポルスキー/著 袰岩ナオミ/訳

出版社名 ヴォイス
出版年月 1990年6月
ISBNコード 978-4-900550-20-9
(4-900550-20-5)
税込価格 1,407円
頁数・縦 213P 19cm








私たちの思考が「原因」であり、私たちの見るものが「結果」である。

人を非難するとき、最初に傷つけられるのは自分自身である。

私たちは、この一瞬一瞬を生まれ変わって生きている。

幸福は自分の外からはやってこない。

私たちの感情には「愛」と「怖れ」のふたつしか存在しない。

(本文より)




こんにちは。スタッフのIです。

今日ご紹介する本は「愛と怖れ」という本です。


世の中には本当にたくさんの感情が渦巻いているように見えますが、本当は愛と怖れのふたつの感情しか存在していません。

そして怖れのない状態が愛と呼ばれるものです。

つまり、私たちは元々は愛であるが、怖れがそれを覆い隠すとき、愛が見えなくなってしまう(忘れてしまう)ということです。

そしてそれを選ぶことができるのは(愛を怖れで覆い隠すか、怖れを剥ぎ取り愛を思い出すか)、世界中でただ一人、自分自身しかいません。


もしあなたが愛ではなく怖れに飲み込まれ、世界に一人で立ち向かわなければならないと感じたとき(愛を忘れてしまいそうになったとき)は、いつでも自分自身に強く語りかけてください。

「私はすべてのことを自分自身の責任によって見る。

すべては私しだい。

私はいつでも愛を選び直すことができる。

私は自由だ」


この「選び直す」ということにはとてつもないパワーがあります。

なぜならそれを行うことができるのはいつでも「私」であり、いつでも「今」だからです。


選び直すことに、遅すぎることも早すぎることも決してありません。

私たちが生きているのはいつでも今であるし、今しかないからです。


「今、愛を選ぶ」

このパワフルな宣言を心の底からするとき、いつも内側からわいてくる大きな力を感じることができるでしょう。






何を見るかは自分自身の責任である。
自分の感じる気持ちのすべてを私は選んでいる。
また、達成したいと思う目標を定めるのも自分である。

そして、私の身の上にふりかかってくるかのように見えるすべての出来事は、実は私が求め、求めたとおりの体験をしているだけなのだ。

人と接するとき、相手の心に愛の気持ちを呼び起こすような表現だけを心がけよう。

なぜなら、あなたの本質は愛そのものなのだから。

(本文より)




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