ザ・シークレット

ながしょ

2009年03月03日 11:10

ロンダ・バーン/著 山川紘矢/訳 山川亜希子/訳 佐野美代子/訳

出版社名 角川書店
出版年月 2007年10月
ISBNコード 978-4-04-791557-2
(4-04-791557-2)
税込価格 1,890円
頁数・縦 318P 19cm





「今の自分の全ては自分のこれまでの思考の結果である」

仏陀(紀元前563−483)




こんにちは。スタッフのIです。

今日、ご紹介するのは「ザ・シークレット」という本です。

「引き寄せの法則」として有名になった本ですのでご存知の方も多いのではないでしょうか。


この本の題名はずばり「秘密」であり、「引き寄せの法則」の秘密について書かれていますが、このことは本当は何の秘密でもありません。

ただ私たちが、知っているのに知らない状態にいるということ、つまり「忘れている」というだけだからです。


そしてその秘密を理解するためには「感謝すること」がとても大事です。

感謝するとは「受け取る」ということ、不満を言うとは「拒否する」ということです。



自分が今持っているものに感謝しなければ、更に多くのものを手にすることは出来ません。
なぜでしょうか。

それは感謝の気持ちがなければ自分が放射する思考や感情がマイナスを示すからです。
それが嫉妬であろうと、後悔、不平不満、「十分に満たされていない思い」であろうと、それを感じていると欲しいものは手に入りません。

そういう気持ちでいるとむしろ自分の欲しくないものが来てしまいます。
後ろ向きの感情が、良いものが来るのを邪魔してしまうのです。
新車が欲しい時、今乗っている車に感謝しなければ、あなたの放射する波動はマイナスを示してしまいます。

今すでにあるものに感謝しましょう。
人生で自分が感謝できることを発見し始めると、感謝すべきことは次々に現れて、永遠に感謝したいと思えてくることに驚かされます。

先ず感謝することから始めなければなりません。すると「引き寄せの法則」がその気持ちを受け取り、同じものをあなたに返してきます。
すると、あなたは感謝の周波数に完全に同調し、良きもの全てが、あなたのもとにもたらされるのです。

(本文より)



不満は不満を、感謝はさらに感謝したくなることを引き寄せます。

あなたがそのようになりたかったら、すでにそうであるように行動し、感謝すればいいのです。


思い出すということは、自分がすでに知っていることを、知っていると確認していくことです。

そこには何の秘密もなく、私たちが知らないことは本当は何ひとつありません。


「思い出す」とは「気づく」と同じ意味です。

自分の中に咲いている一輪の花に気づくとき、それは自分の中に咲いていたその花を思い出す聖なる瞬間だから。


あなたはいつもあなたが考えるようなあなたになっていきますが、あなたに届けられたものに感謝できないでいると、同じように感謝できないような出来事を自分に引き寄せていくでしょう。




私は最近あまり感謝できないような出来事を自分に引き寄せてしまいました。

とっても苦しかったのですが、痛い部分をさすりながら、「ありがとう、ありがとう」と言い続けました。

そうしたら、一生懸命がんばってくれている自分の身体がとても愛しいような感謝の気持ちがわいてきて、気がついたら痛みはずいぶん楽になっていました。

今は、大切なことを教えてくれた自分の身体に感謝の気持ちでいっぱいです。


自分自身のでっかい宝物はいつも自分の中に「隠され」ています。

「隠した」のが自分なら、それを見つけるのも自分自身です。

秘密とは、すでにそこにあって、思い出されるのをただ待っている、ほんとうのあなた自身のことです。



答えを求めるなら、たえず問いかけていてください。

ほんとうの自分とは何だろうかと?


答えはあらわれるのではなく、すでにそこにあったことに気づくことができるでしょう。




「思い出す」ということによって。





今日も幸せな一日になりますように。







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