ヘンテコどうぶつ日記

ながしょ

2009年01月27日 10:51

フォア文庫 A101 マーブル版
長新太/作 

出版社名 (株)理 論 社
出版年月 1994年6月
ISBNコード(13桁) 978-4-652-07408-4
ISBNコード(10桁) 4-652-07408-5

税込価格 714円


 ○月○日 わがはいは、ライオンである。

 ああ、きょうはいそがしかった。あさ、きのしたでねていたら「ピーチク、パーチク」と、トリがやかましくなくんだ。

 へんだなあとおもって、ちょっとうしろをみると、わがはいのしっぽのさきにまるくて、しろいものがある。なんだろうとおもってよくみると、タマゴなのよ。トリのやつが、しっぽのさきにタマゴをうんでいったのである。しっぽのさきは、モショモショとけがはえているから、トリのすみたいで、たまごをうむのにちょうどいいんだね。

こんにちは。スタッフのKです。

「ヘンテコどうぶつ日記」は、とてもゆかいな日記です。

サカナにたべられたゾウ
ニョロニョロあるくゴリラ
タマゴをあたためるライオン



小学校のとき、「せんせいあのね」と名づけられたノートに、その日あった出来事を書いていました。
そのときのノートは母の大のお気に入りで、たまに開いては、大笑いしながら読み返します。
われながら傑作だと思います。そのおもしろさは「ヘンテコどうぶつ日記」以上?

この「ヘンテコどうぶつ日記」を見ると、「せんせいあのね」が読みたくなります。
こどものときに書いた文章は本当に面白いですね。


関連記事