愛するということ

ながしょ

2009年01月27日 11:10

19歳から始める最高のライフレッスン 1
ニール・ドナルド・ウォルシュ/著 Nana/編・訳 Joe/編・訳

出版社名 ソフトバンククリエイティブ
出版年月 2008年10月
ISBNコード 978-4-7973-5080-7
(4-7973-5080-6)
税込価格 1,260円
頁数・縦 109P 19cm





愛するってどういうこと?




こんにちは。スタッフのIです。

みなさんは愛とは何だと思いますか?

ニール・ドナルド・ウォルシュさんの「19歳から始める最高のライフレッスン」のシリーズの一番目として書かれたこの本。

本書のテーマは、愛するということです。

普段、私たちは愛するということについて、あるイメージや先入観を持っていて、ぼやけたイメージや抽象的な観念を持っているかもしれません。

でも、本当の愛は、私たちが思っているほど苦しくはなく、私たちが感じているほど窮屈ではないと私は思います。

この機会に、愛について一緒に考えてみましょう^^



ニールは自分の笑い方が気になり、それが自分の欠点だと思っていました。
そのニールにパートナーのナンシーはこう言いました。

「あなたのどんなところを、いちばん愛しているか知ってる?」

「いいや、どんなところだい?」

「今、そのまんまのあなた」

「それって、太ってることも、全部? バカ笑いも全部ってこと?」

「その笑い方があって好きなんじゃなくて、それがあるからこそ、あなたを愛しているの。

あなたが自分で欠点だと思っていることがあってもいいというのじゃなくて、そんなあなたであるからこそ愛しているのよ」



欠点とは普通、愛さない対象となってしまうことが多いのですが、本当の愛では、だからこそ愛する対象となります。

欠点という考え方がそこにはないのです。

そして欠点を愛するということは、欠点に目をつむることではなく、ありのままのその人を受け入れるということです。

つまり、あなたに何かが足りないから愛さないのではなく、あなたが何かができるから愛するのでもなく、

あなたがあなたであるからこそ、愛するということです。

何も条件をつけなくても、そのままであれば大丈夫だということ。

自分が欠点だと思っていること、その部分があるからこそ、あなたを愛していると言ってくれる人がいれば、あなたはそれを自分の欠点とは思わなくなるでしょう。

それは決して欠点(欠けたところ)ではなく、むしろ個性(宝物)であるということです。


このことについて本の中で、ニールの師がニールにこんなふうに優しく教えてくれています。



「あなたの最大の欠点が最高の財産であり得る、と考えてみて。

ただほんのちょっと、ボリュームを上げすぎているだけだと。

人があなたを大好きになる理由とまったく同じポイントが、少しだけボリュームをいじったために誰かを引かせる理由にもなり得るってことを…

そうね、だからあなたの友人たちが、『あいつ、ちょっとやりすぎだぜ』と思って、あなたを『大ぼら吹き』とよぶのとまったく同じあなたの資質のことで、
彼らが何かの集まりで困った状況をなんとかしてくれるリーダーが必要なときには、

『ニールがいるよ!彼こそリーダーだ。なあ、だからボクらはキミが大好きなのさ、ニール!』と言うのよ」



大切なのはそれを無理に消し去ってしまおうとはしないこと。
ただボリュームを少しあげたり落としたりするだけでいいということです。


誰かを愛することは、自分自身を愛することを学ぶこと。

相手に与えるものが、そのまま自分自身が受け取るものです。



愛とは何か見えてきましたか?


愛とは、ありかたそのものであり、

自分も相手もそのままでパーフェクトなんだと、

頭ではなくて、ハートで理解することです。






この「19歳から始める最高のライフレッスン」シリーズは、機会があればまたご紹介していきたいと思います。

よろしくお願いいたします。




今日も幸せな一日になりますように。















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