おくりものはナンニモナイ
おくりものはナンニモナイ
作者 パトリック・マクドネル 訳 谷川俊太郎
出版社名 あすなろ書房
出版年月 2005年10月
ISBN 978-4-7515-2284-4
税込価格 1,260円
分類 児童/創作絵本
ムーチは かんがえた。
うんと かんがえた。
なんでももってる ともだちを
よろこばせるものって
なんだろう?
(おくりものはナンニモナイより引用)
こんにちは。
スタッフのNです。
私はこの絵本をだいすきな友達に贈りました。
タイトルにすごく惹かれたんです。
おくりものはナンニモナイって、こういうタイトル、しかもそれを敢えて贈り物にするようなことがとってもだいすきです。
誰かに何かを贈るとき、私はとても悩みます。
きっとみなさんもそうでしょう。
あれはどうかな?これはどうかな?
何をあげたら喜んでくれるかな?
相手のことをいろいろ考えながら、わくわくした気持ちで何を贈るかたくさん迷います。
何がいいか直接訊くこともあれば、こっそりとサプライズを仕込んだりもします。
私は何かを誰かから贈られたとき、それが何であってもとっても嬉しく思います。
それはきっと、その贈り物から、相手が何を贈ろうかと考えてくれた気持ちが伝わってくるからなんですね。
あんまり嬉しくて、気持ちだけで充分だと思ってしまいます。
贈り物っていうのは、とっても素敵ですが、それよりもっと素敵でたいせつなのは、相手を想う気持ちです。
きっと、私たちは、目に見えない気持ちを伝える為に、わかりやすく目に見える何かを贈るのでしょう。
ナンニモナイを箱につめてだいすきなアールに贈ったムーチ。
受け取ったアールはどうしたのでしょうか?
気になりますね〜。
終わり方がまたとってもいいんです。
あったか〜い気持ちになりますよ。
どんな終わり方なのか、ぜひその目でお確かめくださいね。
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