ちいさなちいさな王様

ながしょ

2008年12月15日 22:57



アクセル・ハッケ/作 
ミヒャエル・ゾーヴァ/絵 
那須田淳/共訳 木本栄/共訳

出版社名 講談社
出版年月 1996年10月
ISBNコード 978-4-06-208373-7
(4-06-208373-6)
税込価格 1,365円
頁数・縦 108P 20cm


ある日、ふらりと

僕の部屋にあらわれた、

僕の人差し指サイズの

気まぐれな小さな王様。

はじめまして。スタッフのKです。
今月入社したばかりの新人です。よろしくお願いします


今回ご紹介するのは、アクセル・ハッケの「ちいさなちいさな王様」
ミヒャエル・ゾーヴァの挿絵が素敵な、ドイツのベストセラー小説です



王様が現れてから、”僕”の平凡で退屈な日常が一味違ったものに変わっていきます。それは、誰もが子供の頃に見ていた世界と似ています


 しばらく前から、ほんの気まぐれに、あの小さな王様が僕の家にやってくるようになった。
 王様は、名前を十二月王二世といって、僕の人差し指くらいの大きさしかないくせに、ひどく太っていた。白いテンの皮で縁取りされた、分厚い深紅のビロードのマントをいつも着ているのだが、おなかのところではちきれそうだった。
 王様の大好物は、熊のかたちをしたグミのキャンディ、グミベアー。     ― (本文から)


大人の方にも読んでいただきたい1冊です。
読み終わった後はグミベアーが食べたくなりますよ




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