バーバの教え

ながしょ

2008年11月23日 11:10

ディーパック・チョプラ/著 牧野・M・美枝/訳

出版社名 ダイヤモンド社
出版年月 2006年2月
ISBNコード 978-4-478-91034-4
(4-478-91034-0)
税込価格 1,575円
頁数・縦 222P 20cm



「人は互いの心が遠く離ればなれになっているときに怒鳴り合う。

そして心が調和しているときには普通に話す。

しかし、二つの心が一つになっているときには言葉など必要ない。」

私はこの言葉がとても好きです。

あなたにもきっと経験があるでしょう。
怒鳴り合う相手とは、心が遠く離れています。
離れてるからこそ、なんとか相手の心に届かせたいと思い、声が大きくなるのです。

反対に、心が強く結び付いている相手とは、言葉なんて全く必要がないという瞬間が訪れます。
その瞬間は二つの心が完全に一つになった瞬間です。
一緒にいるだけで、すべてが完璧だし、心地良いのです。


この本のストーリーは、ある少年の元へ一人の老人が現れ、目に見えない大切なことを教えていくというものです。
最初は煙たがっていた少年も、老人の言葉の中に不思議なものを感じ、だんだんと学びを深めていきます。
十五歳の少年が不思議な老人バーバとすごした、スピリチュアルな四日間の物語です。

この本の最初のほうに、こんな言葉が書いてあります。

「読みはじめる前に、まず深呼吸をして。この物語があなたの物語になることもあり得るのだから。」

すべての物語は、どこかで重なり合って、つながっていきます。
あなたが生きたストーリーをまた、他の誰かが生きたりもするのです。

すべてのストーリーはつながっていく。
人生とは決して終わりのない、輝かしいストーリーの総和なのだから。


あなたのストーリーが心から輝き、祝福に包まれますように。




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