熊本出身、マラソンの父・金栗四三さんが2019年の大河ドラマに
1912年、日本にまだ「スポーツ」という言葉もなかった時代。熊本出身で、日本人として初めてオリンピックに出場したマラソン選手・金栗四三(かなくり・しぞう)が主人公として登場する大河ドラマ「いだてん」が再来年から放送されることが先日発表されました!中村勘九郎さんが演じられるそうです。1964年の東京オリンピックを実現した田畑政治(たばた・まさじ)を演じる阿部サダヲさんとW主演、脚本は宮藤官九郎さんが担当されます。楽しみですね!
金栗四三といえば、オリンピック初出場のレースでは一時行方不明になり(日射病で気絶していたそうです)、タイム54年8ヶ月6日5時間32分20秒3(!?)という謎深い記録が残っています。また、あの箱根駅伝が生まれるきっかけとなった人物としても知られていたりと、エピソードに事欠きません。
そんな金栗四三の評伝決定版とも言える本がすでに出版されています。昭和35年初版の親本に新たな章を加え、数年前に熊日出版から復刻されました。陸上界のみならず、スポーツ界に多くの功績を残した偉大なる人、金栗四三について、詳しくはぜひ本書を読んでみてください!
走れ二十五万キロ マラソンの父金栗四三伝 復刻版/長谷川孝道/熊本日日新聞社/1620円(税込)
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